2025/10/20 11:08
10月も下旬、日が暮れるのがずいぶん早くなりましたね。
帰宅したときに家の明かりがふわっと灯っていると、
それだけで「ほっとする」——そんな経験、ありませんか?
最近はコストをかけずにお家を素敵な空間にするには
“照明”がポイント!といった情報をみかけます。
今日は、照明を上手に使うための3つのポイントを、
私・ハウスアドバイザー藤原の視点からお伝えします。
🕯️ 1. 明るさを「均一」にしない
リビング全体をまんべんなく照らすよりも、
光に濃淡をつけることで空間に奥行きが生まれます。
たとえばこちらのLDKでは、
天井のダウンライトとキッチンのペンダント照明が
それぞれ異なる役割を持っています。

🪞 3. 光を“素材で演出する”
照明そのものよりも、光が当たる面を意識してみましょう。
壁や床の素材によって、光の広がり方が大きく変わります。
白い壁はやわらかく反射し、木の床は温かみを生み出します。
また、間接照明を使えば陰影が生まれ、
小さな空間でもぐっと雰囲気が深まります。

トイレのような小空間でも、
壁面に光を反射させると、圧迫感を和らげられます。
🌿 まとめ:光は“暮らしのリズム”をつくる
照明は、ただの明かりではなく、気持ちを整えるインテリアです。
光の強弱・色・反射を意識するだけで、
同じ空間がまるで別の表情を見せてくれます。
夜が長くなるこれからの季節、
“灯りの心地よさ”を見つめ直してみませんか?
💬 ハウスアドバイザー藤原より
家の明かりは、家族の毎日をやさしく包み込むもの。
家づくりの段階で「どんな時間を過ごしたいか」を考えると、
照明計画がぐっと楽しくなります。